ふしょくエンニュートが鋼・毒タイプを含む相手へどくどくを入れ、アンコールで補助技を固定し、きあいのタスキとがむしゃらで強引に削る耐久崩し構築です。毒を入れた後は、メガハッサム、HDヌメルゴン、メガフシギバナが相手の攻撃を受けながら毒ダメージを進めます。

構築の狙い
エンニュートは、おくびょうで特攻と素早さへ32ポイントずつ配分し、どくどく、どくびし、アンコール、がむしゃらを採用しています。直接攻撃ではなく、猛毒、行動固定、きあいのタスキからのがむしゃらで相手の耐久計算を崩す型です。
特性ふしょくにより、通常はどくどくが無効になる鋼・毒タイプにも猛毒を入れられます。動画では耐久ポケモンやオーロラベール展開へ毒を入れ、回復や積み技だけでは受け切れない状況を作っています。
アンコールは、オーロラベール、回復技、積み技などを続けた相手へ使用します。相手が攻撃以外の技に固定されれば後続を安全に出しやすく、交代されても毒ダメージを蓄積できます。
1戦目はエンニュート、ハッサム、ヌメルゴンを選出しています。エンニュートが毒とアンコールを入れ、ハッサムがつるぎのまい・とんぼがえり・バレットパンチで展開し、ヌメルゴンが特殊攻撃を受けながら削りました。
2戦目はエンニュート、フシギバナ、ヌメルゴンを選出しています。ブラッキーへ猛毒を入れ、メガフシギバナのやどりぎのタネとこうごうせい、ヌメルゴンの特殊耐久を合わせて長期戦を有利に進めました。
ロトムとアーマーガアは構築一覧に登録されていますが、動画内の2試合では選出されていません。持ち物以外の技・特性・性格・育成配分は画面で確認できないため、分からない項目は「未確認」と表示しています。
勝ち筋と展開手順
- 先発エンニュートを出し、相手の耐久ポケモン、壁展開役、回復技持ちへどくどくを入れます。鋼・毒タイプへの交代もふしょくで咎められるため、交換先を含めて猛毒の対象を広く取れます。
- 相手がオーロラベール、積み技、回復技などを使った直後はアンコールを選びます。同じ技を続けさせ、後続のハッサムがつるぎのまいを使う時間や、フシギバナ・ヌメルゴンへ安全に交代する時間を作ります。
- エンニュートのHPがきあいのタスキで1まで減った場合は、がむしゃらで相手のHPも1まで削ります。猛毒が入っていればターン終了時の毒ダメージまで含めて処理できます。
- 物理的な詰め筋が必要な相手にはメガハッサムを選びます。毒ダメージで削れた相手へバレットパンチを通し、交代が予想できる場面ではとんぼがえりでヌメルゴンやエンニュートへ戻します。
- 特殊アタッカーが多い相手には、HP・特防へ最大配分したヌメルゴンを選びます。たべのこしで回復しながら攻撃を受け、りゅうのはどう、ラスターカノン、かえんほうしゃと試合ごとの4枠目で削ります。
- 長期戦を選ぶ場合はメガフシギバナを使います。やどりぎのタネとこうごうせいで場に残り、ヘドロばくだんで毒を狙いながら、特性あついしぼうで炎・氷技のダメージを抑えます。
基本選出
- 1戦目:エンニュート+ハッサム+ヌメルゴン。毒とアンコールで相手の展開を崩し、ハッサムの先制技とヌメルゴンの特殊耐久で処理する選出です。
- 2戦目:エンニュート+フシギバナ+ヌメルゴン。ブラッキーなどの耐久ポケモンへ猛毒を入れ、メガフシギバナとヌメルゴンで受け回しながら毒ダメージを進めます。
- エンニュートは、ブラッキー、アーマーガア、毒タイプなど、通常のどくどくでは処理しにくい相手がいるときに優先します。相手が砂や連続技を持つ場合は、きあいのタスキが崩されるため選出と初手を慎重にします。
- ハッサムは先制技による終盤処理が必要なとき、フシギバナは回復を繰り返す長期戦が必要なときに選び分けます。ヌメルゴンは両試合で選出され、特殊受けと削りを共通して担当しています。
- ロトムとアーマーガアは動画内で未選出です。持ち物は構築一覧で確認できますが、動画だけでは具体的な選出条件を確定できません。
6匹の役割と使い方
フシギバナ(メガフシギバナ)
2戦目で選出され、猛毒状態のブラッキーにやどりぎのタネを入れ、こうごうせいで回復しながら毒ダメージを進めました。メガシンカ後のあついしぼうで炎・氷技を等倍に抑え、リザードンの攻撃に対しても回復を挟める耐久を見せています。終盤はヘドロばくだんで処理を進めました。性格とHP以外の育成配分は動画内で未確認です。
ウォッシュロトム
構築一覧でウォッシュロトムとこだわりスカーフを確認できますが、動画内の2試合では選出されていません。技、特性、性格、育成配分、具体的な選出条件は動画内で未確認です。こだわりスカーフから一般的な分かった情報だけを記載しています。
アーマーガア
構築一覧でアーマーガアとオボンのみを確認できますが、動画内の2試合では選出されていません。技、特性、性格、育成配分、具体的な使い方は動画内で未確認です。耐久型などと推測で補わず、構築に登録されている事実だけを残しています。
エンニュート
両試合で先発を担い、ふしょくによるどくどくとアンコールで相手の受け・壁・補助技を崩します。攻撃をきあいのタスキで耐えた後は、がむしゃらで相手のHPを自身と同じ値まで削り、猛毒のターン終了ダメージや後続の先制技で処理します。どくびしは技構成で確認できますが、動画内の2試合での使用場面は分かりません。

ハッサム(メガハッサム)
1戦目で選出され、エンニュートが毒とアンコールを入れた後に場へ出ました。つるぎのまいで火力を上げる選択、とんぼがえりで対面を調整する選択、はねやすめで毒のターンを稼ぐ選択を持ち、削れた相手はバレットパンチで処理します。持ち物と技4枠は分かりましたが、特性、性格、育成配分は動画内で未確認です。
ヌメルゴン
両試合で選出された特殊受けです。HP・特防への最大配分とたべのこしで特殊攻撃を受け、1戦目はげんしのちからの能力上昇を狙いながら削りました。2戦目は4枠目をアシッドボムへ変更し、ブラッキーの特防を下げてりゅうのはどうの圧力を高めています。かえんほうしゃとラスターカノンも能力画面で確認でき、相手に応じて打点を選びます。性格と細かな端数配分は動画内で未確認です。

対戦で分かったポイント

- 1戦目では、相手のオーロラベールをアンコールで固定し、攻撃以外の行動を続けさせました。エンニュートが毒を入れたことで、壁や積み技を使うだけでは相手が長く場に残れない状態を作っています。
- 1戦目のハッサムは、つるぎのまいを狙いながら、とんぼがえりで対面を調整し、削れた相手へバレットパンチを使いました。毒ダメージと先制技を合わせる役割が確認できます。
- 1戦目のヌメルゴンは、HD配分とたべのこしを生かして特殊攻撃を受けました。4枠目にはげんしのちからを採用し、追加効果を狙いながら相手を削っています。
- 2戦目では、エンニュートがブラッキーへどくどくを入れました。ブラッキーのシンクロによる毒は、エンニュートが毒タイプのため無効になり、相手だけが猛毒状態で回復を繰り返す展開になっています。
- 2戦目のヌメルゴンは4枠目をアシッドボムへ変更しています。ブラッキーの特防を2段階下げてりゅうのはどうの圧力を高め、交代を促しながら毒ダメージを進めました。
- 2戦目終盤は、エンニュートがガブリアスへ先手でどくどくとがむしゃらを通し、メガフシギバナがやどりぎのタネ・こうごうせい・ヘドロばくだんで残りを詰めました。動画内では安全に勝利できたと振り返っています。
この構築が優れている点
- ふしょくとどくどくの組み合わせにより、鋼・毒タイプを受け先として成立させません。耐久構築が用意する毒無効枠にも同じ崩し方を通せます。
- アンコールが壁、回復、積み技を固定するため、耐久ポケモンを猛毒にするだけでなく、相手の展開手順そのものを止められます。
- きあいのタスキとがむしゃらにより、高火力アタッカーへも最低限の削りを残せます。相手のHPを1まで落とし、猛毒や後続のバレットパンチで処理する明確な連携があります。
- ハッサムの先制技、ヌメルゴンの特殊耐久、メガフシギバナの回復を使い分けられるため、毒を入れた後にターンを稼ぐ方法が複数あります。
- ヌメルゴンは試合に合わせてげんしのちからとアシッドボムを変更しており、追加能力上昇を狙う攻撃型と、特防低下で耐久相手を崩す型の両方が実戦で示されています。
- メガフシギバナはあついしぼうで炎・氷技を等倍に抑え、やどりぎのタネとこうごうせいで猛毒のターンを進められます。エンニュートが作った状態異常を勝ち筋へ変えやすい後続です。
使うときの注意点
- バンギラスの砂、ステルスロック、連続技はきあいのタスキを崩します。エンニュートががむしゃらを使う前に倒される可能性があるため、相手6匹を見て初手を決めます。
- エンニュートには直接攻撃技がなく、挑発やアンコールを受けると動きが制限されます。どくどくが刺さっても、相手の行動制限手段まで確認する必要があります。
- がむしゃらはエンニュートの残りHPが低いほど効果が大きくなります。動画内でもHPが中途半端に残る場面があり、投稿者は防御・特防を下げる性格の方がよい可能性に言及していますが、記事では別性格を推奨型としては載せていません。
- ヌメルゴンの4枠目は1戦目がげんしのちから、2戦目がアシッドボムです。同一個体で5技を持っているのではなく、試合間で技を変更した別設定として扱う必要があります。
- メガフシギバナは急所とひるみで回復が間に合わない場合があります。動画でも、毒が入っていればこうごうせいで粘れる一方、急所とエアスラッシュのひるみは負け筋になると説明されています。
- ロトムとアーマーガアは動画内で未選出です。技、特性、性格、育成配分は動画内で未確認であり、構築一覧にいることだけから役割はまだ分かっていません。
参考動画
ホスター/Hoster氏の動画について、0分00秒付近のエンニュート育成画面、1分40秒付近の構築・選出画面、日本語字幕、1戦目と2戦目の技選択・交代・結果を照合しました。6匹の持ち物は構築一覧、エンニュート、ヌメルゴン、フシギバナの技は能力画面と対戦画面で確認しています。ヌメルゴンの4枠目は1戦目のげんしのちからと2戦目のアシッドボムで異なるため、試合ごとの差し替えとして記載しています。
動画の主な確認箇所
- 0:00 エンニュートの型を紹介。おくびょう、きあいのタスキ、ふしょく、どくどく・どくびし・アンコール・がむしゃらを確認できます。
- 1:34 1戦目開始。エンニュート、ハッサム、ヌメルゴンを選出します。
- 2:40 オーロラベールを使った相手へアンコールを通し、補助行動を固定します。
- 5:02 ハッサムを場へ出し、つるぎのまい・とんぼがえり・バレットパンチを使った展開へ移ります。
- 6:44 HD配分のヌメルゴンへ交代。1戦目の4枠目はげんしのちからです。
- 11:32 きあいのタスキでHPを残したエンニュートが、がむしゃらと毒ダメージを組み合わせます。
- 12:12 2戦目開始。エンニュート、フシギバナ、ヌメルゴンを選出します。
- 13:08 ブラッキーへどくどくを入れ、シンクロによる毒をエンニュートの毒タイプで無効化します。
- 14:12 ヌメルゴンのアシッドボムで相手の特防を下げ、りゅうのはどうと交代圧力を組み合わせます。
- 20:13 メガフシギバナのあついしぼう、やどりぎのタネ、こうごうせいを使った詰めへ移ります。
- 22:08 エンニュートがガブリアスへ先手でどくどくとがむしゃらを通し、終盤の処理範囲へ入れます。
メガフシギバナ
ウォッシュロトム
アーマーガア
エンニュート
メガハッサム
ヌメルゴン