シーズンM-1で最終26位、レート2709を記録したポットデス軸のバトンタッチ構築です。ヒスイゾロアークで相手の起点回避手段を止め、ポットデスの能力上昇を2体のメガシンカエースへ引き継ぎます。

構築の狙い
構築の中心は、ポットデスの「からをやぶる」から「バトンタッチ」へつなぐ一方向の展開です。起点作成役を3匹、能力上昇を受け取るエースを2匹置き、相手の並びに合わせて展開役と着地点を選びます。
ドラゴンテールを持つガブリアスやブリジュラスが多い環境を意識し、主なバトン先にはドラゴン技を無効化できるメガフラエッテを採用。ハッサム、ミミッキュ、てんねんピクシーなどメガフラエッテで崩しにくい相手には、かたやぶりのメガギャラドスを通します。
ヒスイゾロアークはガブリアスより速く、ちょうはつとおきみやげを両立できる起点作成役です。ノーマル複合によりかげうちを無効化でき、ポットデスが安全に積める盤面を作りやすい点が構築全体と噛み合っています。
勝ち筋と展開手順
- ヒスイゾロアークのちょうはつで、ドラゴンテール、アンコール、ほえるなど展開を止める技を封じる。
- こごえるかぜで素早さを落とし、おきみやげで相手の火力も下げてポットデスを着地させる。
- ポットデスでからをやぶり、しろいハーブで低下した耐久を戻してからバトンタッチする。
- ドラゴン技や高火力の特殊攻撃を受ける試合はメガフラエッテ、ハッサムやミミッキュなど物理方面を崩す試合はメガギャラドスへつなぐ。
- ポットデス自身で通せる場合は、アシストパワーまたはシャドーボールでそのまま攻め、バトンだけに固定しない。
基本選出
- 基本選出:ヒスイゾロアーク+ポットデス+メガフラエッテ。
- ハッサム、ミミッキュ、てんねん持ちが重い相手:ヒスイゾロアーク+ポットデス+メガギャラドス。
- 相手の高火力枠や展開阻止役を選出画面から抑えたい場合は、カバルドンまたはデカヌチャンを見せて選出を誘導する。
- ドラゴンテール、ほえる、アンコールなどが残った状態ではポットデスを急いで出さず、先にちょうはつかおきみやげを通す。
6匹の役割と使い方
ゾロアーク(ヒスイのすがた)
ガブリアスより先に動き、ちょうはつで起点回避技を封じます。こごえるかぜとおきみやげで相手の速度と火力を下げ、ポットデスへ安全につなぐのが主な役割です。

ポットデス
構築の中心です。しろいハーブでからをやぶるの耐久低下を戻し、メガフラエッテかメガギャラドスへ能力上昇を渡します。通せる相手には自身の攻撃技で押す選択肢もあります。

フラエッテ(メガフラエッテ)
ドラゴンテールを無効化できる主力のバトン先です。高い特殊火力に加え、ドレインキッスでHPを戻しながら攻められます。毒タイプ入りのサイクルにはアシストパワーが有効です。

ギャラドス(メガギャラドス)
メガフラエッテで崩しにくいハッサム、ミミッキュ、てんねん枠を担当します。やけっぱちはハッサム対策で、アクアテールは耐久ミミッキュや無振りガブリアスへの火力を意識した採用です。

デカヌチャン
ステルスロックとアンコールでポットデスの積み機会を作る補助枠です。シュカのみで地面技を一度耐えやすくし、デカハンマーとふいうちで最低限の削りも行います。
カバルドン
あくびとまもるで積みの起点を作る候補です。ただし投稿者は、この技構成にしてからほとんど選出していないと説明しており、実戦の中心ではなく選出誘導と保険の役割が強い枠です。

この構築が優れている点
- からをやぶるの攻撃・特攻・素早さ上昇を、物理と特殊の2方向へ引き継げるため受け先を絞られにくい。
- メガフラエッテは高い特殊火力と回復手段を持ち、バトン後に上から攻めながらHP管理も行える。
- メガギャラドスはかたやぶりで、てんねんや一部の行動保証に頼る相手へ圧力をかけられる。
- ヒスイゾロアークのタイプ、速度、ちょうはつ、おきみやげが、ポットデスの積み条件を一体で複数満たす。
- カバルドンとデカヌチャンを含む見せ合いにより、相手の高火力枠や対面選出をある程度誘導できる。
使うときの注意点
- ガブリアスやブリジュラスのドラゴンテール、ほえる、アンコールなどを止めずに積むと展開が崩れる。
- ヒスイゾロアークのおきみやげ後でも、急所や高火力技でポットデスが削られる可能性がある。相手の残り技を確認してから積む。
- メガフラエッテとメガギャラドスのどちらを着地点にするかを選出時に決め、相手のハッサム、ミミッキュ、てんねん枠を見落とさない。
- カバルドンは投稿者自身がほとんど選出せず、現在の技構成にしてから未選出と説明しているため、主軸ではなく選出誘導と保険として扱う。
参考動画
元動画の構築紹介、3試合、16分37秒以降の6匹の調整紹介を参照し、構築画面と発言が一致する項目を整理しています。