メガカメックスを初手の対面役に置き、見せ合いで相手の選出を誘導しながら、先制技と後続の抜き性能で逃げ切るシングル構築です。最終25位を記録した構築作成者の公開記事と、別プレイヤーによる実戦動画を照合し、6体の技・持ち物・特性・性格・努力値(育成ポイント)、基本選出、構築の使い方、勝ち筋まで整理しました。
構築作成者の公開記事で最終25位・レート2714.236、6体の設定、調整意図、選出方針を確認しました。実戦検証動画では、冒頭の構築記事表示と複数の対戦を確認しています。本文は両資料を要約したもので、確認できない現在のレンタル可否や勝率は補っていません。

完成構築の6体
| ポケモン | 特性・持ち物・性格 | 技 |
|---|---|---|
カメックス |
特性:あめうけざら→メガランチャー 持ち物:カメックスナイト 性格:ひかえめ |
みずのはどう / あくのはどう / はどうだん / アクアジェット |
ソウブレイズ |
特性:くだけるよろい 持ち物:きあいのタスキ 性格:いじっぱり |
ポルターガイスト / むねんのつるぎ / かげうち / つるぎのまい |
ハッサム |
特性:テクニシャン 持ち物:メタルコート 性格:いじっぱり |
バレットパンチ / インファイト / はたきおとす / つるぎのまい |
ガルーラ |
特性:きもったま→おやこあい 持ち物:ガルーラナイト 性格:いじっぱり |
すてみタックル / じしん / れいとうパンチ / ふいうち |
アローラキュウコン |
特性:ゆきふらし 持ち物:とけないこおり 性格:おくびょう |
ふぶき / フリーズドライ / わるだくみ / オーロラベール |
| イダイトウ(オス) | 特性:てきおうりょく 持ち物:こだわりスカーフ 性格:ようき |
ウェーブタックル / おはかまいり / クイックターン / アクアジェット |
Battle Dataの順位
シングルBattle Dataの最新確認分(シーズンM-5、集計日2026年8月13日、確認日2026年8月15日)と照合しました。構築が使われたM-1とは環境が異なるため、現在の採用順位は参考値として分けて掲載します。
「掲載なし」は圏外順位を意味しません。現在確認できている上位10の範囲に名前がない状態です。順位は毎日変わるため、利用前に最新のシングルBattle Dataも確認してください。
努力値(育成ポイント)の振り方
構築作成者が公開した配分を、ゲーム内のHP・攻撃・防御・特攻・特防・素早さの順で整理しています。括弧内は公開されている実数値です。
| ポケモン | 育成ポイント | 実数値 | 主な調整意図 |
|---|---|---|---|
カメックス |
HP19 / 攻撃0 / 防御5 / 特攻25 / 特防0 / 素早さ17 | 173-110-145-198-135-115 | マスカーニャやガブリアスの攻撃を意識しつつ、ブリジュラスより先に動く素早さを確保 |
ソウブレイズ |
HP1 / 攻撃32 / 防御1 / 特攻0 / 特防0 / 素早さ32 | 151-194-101-72-120-137 | 攻撃・素早さ中心。襷から剣舞や先制技につなぐ |
ハッサム |
HP30 / 攻撃30 / 防御1 / 特攻0 / 特防0 / 素早さ5 | 175-198-121-67-100-90 | HPを16n-1にし、火力を確保しつつ同族やアーマーガアを意識して素早さへ配分 |
ガルーラ |
HP1 / 攻撃32 / 防御1 / 特攻0 / 特防0 / 素早さ32 | 181-194-121-72-120-152 | 攻撃・素早さ中心。対面性能とミラー、リザードン、カイリューを意識 |
アローラキュウコン |
HP7 / 攻撃0 / 防御1 / 特攻29 / 特防0 / 素早さ29 | 155-78-96-130-120-173 | メガミミロップの連続攻撃を意識し、最速105族・準速120族より先に動くライン |
| イダイトウ(オス) | HP0 / 攻撃32 / 防御2 / 特攻0 / 特防0 / 素早さ32 | 195-164-87-90-95-143 | 攻撃・素早さ中心。スカーフ込みで非スカーフの相手を上から処理する |
構築コンセプトと勝ち筋
中心となる考え方は、単純な積み展開ではなく、見せ合いで相手の選出を絞り、対面で削って先制技やイダイトウの射程へ入れることです。メガカメックスの「からをやぶる」を相手に意識させながら、実際には4ウェポンで目の前の相手を処理します。
- 見せ合い:カメックス、ガルーラ、イダイトウなど圧力の強い6体を並べ、ブリジュラス、フェアリー、悪・ノーマルなど相手が選びやすい回答を想定します。
- 序盤:基本はカメックスを先発に置きます。ステルスロック役が補助行動を選べば大きく削り、カメックスを直接攻撃してくるなら後続のきあいのタスキを温存しやすくなります。
- 中盤:カメックスやガルーラで1体を倒す、または大きく削ります。ソウブレイズ、ハッサム、アローラキュウコンは相手の残りと攻撃範囲を見て崩し役にします。
- 終盤:先制技で縛るか、倒れた味方が増えた状態でスカーフのイダイトウを通します。相手に悪・ノーマルがいなければ「おはかまいり」が明確な締め筋になります。
基本選出と初手
作成者の基本形はカメックスまたはガルーラ+残り2体です。固定の3体ではなく、相手の6体から誘導できた選出を読んで後続を決めます。
| 相手の特徴 | 選出・置き方 | 狙い |
|---|---|---|
| 標準的な並び | カメックスを先発にし、後続2体を相手に合わせる | 初手の対面性能と先制技で主導権を取る |
| リザードン・メガニウム・フシギバナ | ガルーラを軸に選ぶ | カメックスが不利になりやすい相手への別ルート |
ギャラドス |
ガルーラを後ろに置く | 積んだギャラドスへのストッパーとして使う |
| アーマーガアが見える | ソウブレイズを優先 | 後発からの剣舞と、くだけるよろいによる全抜きを狙う |
| 悪・ノーマルがいない | イダイトウを終盤役に置く | 味方が削ったあと「おはかまいり」で掃除する |
実戦検証動画でも、カメックスを初手候補として何度も選び、相手に合わせてハッサム、ソウブレイズ、イダイトウなどを組み合わせる流れが確認できます。動画内の1試合だけを万能な固定選出として扱わず、元記事の選出方針を優先しています。
6体それぞれの使い方
カメックス:殻を破る圧を利用する初手
実際の技構成に「からをやぶる」はありませんが、相手は積み技を警戒します。そのため、ドラゴンテール、あくび、直接攻撃など起点回避の行動を誘い、素直な攻撃技を通しやすくする役です。ブリジュラスには「はどうだん」、カバルドンには「みずのはどう」、削れた相手には「アクアジェット」を使います。
ソウブレイズ:襷を残して剣舞か先制技
カメックスがステルスロックを抑えやすいため、後続のきあいのタスキを活かしやすくなります。アーマーガアへ後出しして剣舞を狙える一方、ガブリアスのさめはだで襷を失わないよう、安易な接触技には注意します。削れた相手には「かげうち」で締めます。
ハッサム:見せ合いの圧と先制技
カメックスが苦手なフェアリー・草へ圧力をかけます。メタルコートで強化した「バレットパンチ」は、相手から見えにくい終盤の勝ち筋です。炎技を受ける相手には無理に残さず、選出時点でカメックスとの役割分担を決めます。
ガルーラ:裏メガとストッパー
カメックスを出しにくいリザードン、メガニウム、フシギバナなどが見える場合のメガ枠です。ブリジュラスを選出へ誘う役割も持ちます。ギャラドス入りには後ろから出し、舞われた後のストッパーとして扱います。
アローラキュウコン:壁に見せた特殊崩し
見せ合いでは壁展開を想像させますが、実際は「わるだくみ」と攻撃技を持つ型です。鋼・炎を先発へ誘い、カメックスの対面を作りやすくします。2対2の状況では攻撃しながら「オーロラベール」を張り、残りの対面性能を底上げする使い方もできます。
イダイトウ:最後に通すスカーフ枠
基本は終盤に残し、「おはかまいり」で一掃します。悪・ノーマルを相手に選ばせるだけでも他の5体を動かしやすくします。クイックターンで様子を見たり、カバルドンのあくびループから逃れたりできるため、必ずしも最後まで技を固定する必要はありません。
苦手な相手と選出上の注意
- アシレーヌは構築全体で重く、アシレーヌとマスカーニャのように回答を分散させた並びへカメックスを無理に選ばない判断も必要です。
- リザードンやギャラドスが見えるときは、ガルーラを選出候補に入れます。
- カメックスは積み技を持たないため、相手に型が知られている場合は「からをやぶる」の圧が弱まります。4ウェポンの対面処理として使います。
- ソウブレイズの襷が崩れると終盤の選択肢が減るため、ステルスロックと接触ダメージの管理を優先します。
確認できた戦績とチームID
構築作成者の公開記録はシーズンM-1・最終25位・レート2714.236です。公開時のチームIDはL2V8EQ8A76ですが、現在も利用できることは確認していません。
未確認として残した情報
現在のチームID有効性、現在環境での勝率、上位10に載っていない6体の正確なBattle Data順位は未確認です。構築作成者の調整値を、現在のBattle Dataで多い配分へ置き換えていません。元記事がM-1、現在の順位表がM-5である点にも注意してください。
まとめ
この構築は、6体の数値を並べるだけでは機能しません。カメックスの積み技を相手に意識させること、ガルーラやイダイトウで相手の選出を誘導すること、初手で削って先制技またはイダイトウの射程へ入れることが核です。まずは「カメックスまたはガルーラ+2体」を基準にし、相手の悪・ノーマル、フェアリー、積みエースを見て後続を選んでください。
カメックス
ソウブレイズ
ハッサム
ガルーラ
アローラキュウコン
イダイトウ
