構築の結論
雨下のメガスターミーとスカーフブリジュラスで上から攻める選出と、ガブリアス・ニンフィア・メガハッサムで起点を作って全抜きを狙う選出を使い分ける構築です。難しい交代戦を続けるより、ペリッパーの後攻とんぼ返りか、あくびから安全にエースを出すことを優先します。
基本はペリッパー+メガスターミー+ブリジュラス。雨の通りが悪い相手には、ガブリアス+ニンフィア+メガハッサムを選びます。動画内ではレート2000帯で使用され、初心者でも選出と勝ち筋を決めやすい構成として紹介されています。

6匹の役割一覧
| ポケモン | 持ち物 | 役割 |
|---|---|---|
| ペリッパー | ラムのみ | 雨始動・後攻とんぼ返り |
| メガスターミー | スターミナイト | 雨下の物理エース |
| ブリジュラス | こだわりスカーフ | 雨下の高速特殊エース |
| ガブリアス | オボンのみ | ステルスロック・電気無効 |
| ニンフィア | たべのこし | あくび展開・ドラゴン受け |
| メガハッサム | ハッサムナイト | つるぎのまいエース |
選出パターン
基本選出:ペリッパー+メガスターミー+ブリジュラス
- ペリッパーで雨を降らせる
- 後攻とんぼ返りで、相手に通るエースを安全に出す
- 物理が通るならメガスターミー、特殊・電気が通るならブリジュラスで数的有利を取る
- ペリッパーを残し、雨が切れた後に再展開する
この3匹は役割が一直線です。ペリッパーを無理に攻撃役として消耗させず、雨ターンと再展開の回数を管理することが最優先です。スターミーとブリジュラスのどちらを先に通すかは、相手の水受けと電気無効を見て決めます。
第2選出:ガブリアス+ニンフィア+メガハッサム
- ガブリアスでステルスロックを置き、がんせきふうじかドラゴンテールで相手の展開を遅らせる
- ニンフィアのあくび+まもるで交代か眠りを強制する
- 安全なターンにメガハッサムを出し、つるぎのまいを積む
- 削れた相手をバレットパンチで一掃する
雨を受け切れる相手や、ドラゴン・ロトム系が重い相手に選びます。ステルスロックの定数ダメージが入るほど、積んだバレットパンチで届く範囲が広がります。
雨選出の3匹
ペリッパー:雨を2回使うための耐久調整
実数値:167-70-156-115-102-76(能力ポイント:HP32・防御22・特防12)/のんき/あめふらし/ラムのみ
技:なみのり・ぼうふう・れいとうビーム・とんぼがえり
最初の仕事は雨始動と後攻とんぼ返りです。素早さを落とす性格にして、エースをできるだけ被弾させず場へ出します。動画では、メガガルーラのねこだまし+すてみタックル、メガミミロップのでんき技、特殊ドラゴンのりゅうせいぐんなどを意識した耐久ラインとして解説されています。
ラムのみは状態異常でとんぼ返りを止められる展開を避けるための持ち物です。水技は雨が消されてもカバルドンへ打点を残せるなみのりを採用し、命中不安のハイドロポンプより安定性を取っています。

メガスターミー:雨アクアブレイクを通す物理エース
メガシンカ前の表示実数値:139-139-105-108-105-165(能力ポイント:HP4・攻撃32・素早さ30)/いじっぱり/スターミナイト
技:アクアブレイク・しねんのずつき・アイススピナー・アクアジェット
素早さはガブリアスを抜くラインまで確保し、残りを攻撃へ回しています。動画では、ようきにしても増える有利対面が少なく、いじっぱりで重要な相手への確定数を改善する方が実戦的と説明されています。
雨アクアブレイクが中心ですが、メガフシギバナなどにはしねんのずつき、ドラゴンにはアイススピナーを選びます。終盤はアクアジェットがあるため、雨が切れた後も削れた高速アタッカーを処理できます。

ブリジュラス:雨エレクトロビームを上から撃つ
実数値:170-112-150-177-85-147(能力ポイント:HP5・特攻32・素早さ29)/ひかえめ/がんじょう/こだわりスカーフ
技:エレクトロビーム・りゅうせいぐん・ラスターカノン・10まんボルト
雨下では1ターンで発動するエレクトロビームを、こだわりスカーフで上から押し付けます。動画では、相手のギャラドスが交代際にりゅうのまいを使っても、その次のターンに先手を取って倒せる素早さラインとして紹介されています。
雨が残らない場面では10万ボルトへ切り替えます。流星群はドラゴンへの最大打点、ラスターカノンはフェアリーを含む等倍範囲への安定択です。がんじょうが残っていれば、強引に1回行動して試合を戻すこともできます。

積み展開の3匹
ガブリアス:物理受けをずらす特殊地面型
実数値:215-165-119-130-105-109(能力ポイント:HP32・防御4・特攻30)/ゆうかん/さめはだ/オボンのみ
技:だいちのちから・ドラゴンテール・がんせきふうじ・ステルスロック
攻撃ではなく特攻へ配分した起点作成型です。大地の力ならキラフロルへ接触せず、どくげしょうを発動させないまま削れます。動画内では、特防寄りブリジュラスをたべのこし1回込みで2発にする火力も意識されています。
HPを最大まで伸ばし、物理技を受けながらステルスロックを置く行動回数を確保します。ドラゴンテールは相手の積みを流し、がんせきふうじは後続のニンフィアとハッサムを動かしやすくします。

ニンフィア:あくび+まもるで積みターンを作る
実数値:202-76-109-154-150-80(能力ポイント:HP32・防御24・特攻10)/ひかえめ/フェアリースキン/たべのこし
技:まもる・ねがいごと・ハイパーボイス・あくび
雨選出が苦手とするドラゴンやロトム系へ出しやすく、あくびで相手の居座りを止めます。あくびの次にまもるを使うことで、とんぼ返りやボルトチェンジだけで安全に逃げられる展開を減らし、眠りか交代を強く迫れます。
特攻はマルチスケイル状態のメガカイリューをハイパーボイス2発で倒すラインを意識し、HPを最大、残りを防御へ配分しています。ねがいごと+まもるで自身を維持しながら、削れたガブリアスやハッサムの再利用も狙えます。

メガハッサム:つるぎのまい+バレットパンチで締める
メガシンカ前の表示実数値:175-200-124-67-100-85(能力ポイント:HP30・攻撃32・防御4)/いじっぱり/ハッサムナイト
技:バレットパンチ・インファイト・はたきおとす・つるぎのまい
ステルスロックとあくびで作った隙につるぎのまいを使い、テクニシャン補正のバレットパンチで全抜きを狙います。攻撃を最大まで伸ばし、受ける機会が多い物理技を意識してHPの一部を防御へ回しています。
鋼やノーマルへの最大打点はインファイト、受けに来る相手の持ち物除去にははたき落とすを使います。積めない試合でも先制技で最低限の仕事ができるため、選出ルートが崩れても勝ち筋を残せます。

選出で迷ったときの判断
- 水技の一貫がある:ペリッパー+メガスターミー+ブリジュラス
- 物理受けはいるが電気が通る:雨選出からブリジュラスを先に通す
- ドラゴンやロトム系が重い:ガブリアス+ニンフィア+メガハッサム
- 受け回しが多い:ステルスロック、あくび、はたき落とすを使える第2選出
- 片方の3匹だけでは噛み合わない:ニンフィア+ガブリアス+スターミー、またはニンフィア+ブリジュラス+スターミーも候補
最初に「スターミーとハッサムのどちらが全抜きしやすいか」を決めると、残り2匹を迷いにくくなります。エースを決めた後、そのエースを安全に出す雨始動役か起点作成役をセットで選ぶのが基本です。
強みと注意点
強み
- 2つの選出が3匹単位で整理され、初心者でも勝ち筋を決めやすい
- 雨の物理・特殊エースと、ステルスロック+あくびの積みエースで受け先をずらせる
- ペリッパーを残せば雨を再展開でき、1回目の攻撃が止められても立て直せる
- バレットパンチとアクアジェットの先制技があり、終盤の取りこぼしが少ない
注意点
- ペリッパーを序盤に失うと、スターミーとブリジュラスの火力・技選択が大きく制限される
- こだわりスカーフのブリジュラスは技を固定されるため、電気無効への交代を先に確認する
- ニンフィアのあくびが無効化される相手には、ハッサムが積むターンを別に作る必要がある
- ステルスロックを置けないと、バレットパンチの圏内へ入らない相手が増える
チームIDと参考動画
チームIDは3YXUPD1MBCです。記事内の数値、持ち物、技構成、選出ルートは、2026年4月22日に公開されたian *さんの構築紹介動画を全編確認し、チーム一覧画面と各個体画面を照合しています。