エレザードとバンバドロを軸に、相手の攻撃を無効化しながら交代回数を確保するシングル構築です。エレザードの「しっぽきり」で安全な着地先を作り、バンバドロの「じきゅうりょく」とステルスロック+ほえるで相手を削ります。動画で分かった6匹、持ち物、2匹の完全な個体設定、3試合の選出を整理しました。
- エレザードは、おくびょう・HP31/特防3/素早さ32・オボンのみ・かんそうはだです。
- バンバドロは、わんぱく・HP32/防御32/特防2・たべのこし・じきゅうりょくです。
- しっぽきりで後続を守り、あさのひざしでエレザードを回復させて再び展開します。
- 水技はかんそうはだ、ゴースト技はノーマルタイプで無効化でき、交代先を読みやすくします。
- 残り4匹は持ち物と選出だけを分かったため、技・性格・育成を動画で分かった内容を掲載しています。
参考動画と確認範囲
参考にしたのは、アシクリchが2026年5月14日に公開した「自大会で優勝したエレザード+バンバドロ入りの構築が最高でした!」です。冒頭の個体紹介、6匹の選出画面、3試合の対戦画面を照合しました。動画タイトルにある大会結果は投稿者による説明として扱い、本記事では画面で分かる構築内容と動かし方を中心に解説します。

6匹と動画で分かった設定
| ポケモン | 分かった設定 | 構築内の役割 |
|---|---|---|
エレザード |
持ち物:オボンのみ 特性:かんそうはだ 性格:おくびょう 育成:HP31・特防3・素早さ32 技:ボルトチェンジ・へびにらみ・あさのひざし・しっぽきり |
高速の展開役。無効化できる攻撃へ交代し、しっぽきりで後続を安全に出します。 |
バンバドロ |
持ち物:たべのこし 特性:じきゅうりょく 性格:わんぱく 育成:HP32・防御32・特防2 技:じしん・ボディプレス・ステルスロック・ほえる |
物理受けと削り。攻撃を受けて防御を上げ、設置技と強制交代を組み合わせます。 |
ユキメノコ |
持ち物:ユキメノコナイト 技・特性・性格・育成:未確認 |
メガシンカ候補。相手の選出段階で高速枠を意識させます。 |
バンギラス |
持ち物:バンギラスナイト 技・特性・性格・育成:未確認 |
1試合目のメガ候補。エレザードとバンバドロが作った盤面から攻撃へ移ります。 |
ハッサム |
持ち物:ラムのみ 技・特性・性格・育成:未確認 |
2・3試合目の受け先。状態異常への保険を持ち、交代の中継点になります。 |
マフォクシー |
持ち物:マフォクシーナイト 技・特性・性格・育成:未確認 |
2・3試合目のメガエース。しっぽきりの身代わりを受け取って着地します。 |
構築の中心は「無効化してから展開」
この6匹は、エレザード単体の火力で押し切る構築ではありません。相手が水技やゴースト技を選びやすい場面へエレザードを合わせ、ダメージを受けずに行動権を得ることが出発点です。そこからボルトチェンジで対面を調整するか、しっぽきりで身代わりを後続へ渡します。
受け取る側は試合によって変わります。物理攻撃が中心なら
バンバドロ、攻撃へ転じたいなら
バンギラスや
マフォクシー、一度受け直したいなら
ハッサムが候補です。固定の手順ではなく、相手の技を無効化できるか、身代わりを誰に残すと勝ち筋が太くなるかで選びます。
エレザードの完全な個体設定
| 項目 | 動画で確認した内容 | 2026年8月7日の採用傾向 |
|---|---|---|
| 採用順位 | 構築の展開役 | シングル113位 |
| 性格・育成 | おくびょう / HP31・特防3・素早さ32 | おくびょう73.7% / 同配分49.1% |
| 特性 | かんそうはだ | かんそうはだ88.2% |
| 持ち物 | オボンのみ | オボンのみ16.3% |
| 4技 | ボルトチェンジ / へびにらみ / あさのひざし / しっぽきり | 40.3% / 37.1% / 採用上位10技外 / 56.2% |

しっぽきりとあさのひざしの循環
しっぽきりは自分のHPを使って身代わりを作り、その身代わりを残したまま後続へ交代する技です。後続は直接攻撃を一度受け止められるため、メガシンカや積み、盤面作りに必要な1ターンを確保しやすくなります。ただし、エレザードのHPが不足すると使えません。
そこで、オボンのみとあさのひざしを同時に採用しています。最初のしっぽきりで減ったHPをオボンのみで補い、再登場後はあさのひざしで回復します。ボルトチェンジだけで交代する型よりも、エレザードを使い切らず、2回目のしっぽきりを狙えることがこの個体の特徴です。
| 手順 | 行動 | 狙い |
|---|---|---|
| 1 | 水技またはゴースト技へエレザードを交代 | 無効化して安全な行動権を得る |
| 2 | しっぽきりで後続へ交代 | 身代わりを残し、次の行動を通しやすくする |
| 3 | エレザードを再登場させ、あさのひざし | 次のしっぽきりに必要なHPを戻す |
| 4 | 相手の交代に合わせてボルトチェンジまたはへびにらみ | 対面と素早さ関係を調整する |
かんそうはだとノーマルタイプの2つの無効
エレザードはノーマル・でんきタイプです。ノーマルタイプによりゴースト技を無効化し、かんそうはだにより水技も無効化できます。動画では、相手が
バンバドロへ水技を選びたくなる場面でエレザードが交代先になり、盤面を取り返します。
重要なのは、無効化できる技だけを待つことではありません。エレザードを見せることで、相手は水技やゴースト技を安易に押しにくくなります。その制約が生まれると、バンバドロやメガ候補の行動を通しやすくなります。一方で、相手が素早い高火力技を直接押してくる対面では耐久振りだけで受け切れないため、初手から必ずしっぽきりを選べるわけではありません。
バンバドロの完全な個体設定
| 項目 | 動画で確認した内容 | 2026年8月7日の採用傾向 |
|---|---|---|
| 採用順位 | 物理受け・削り役 | シングル136位 |
| 性格・育成 | わんぱく / HP32・防御32・特防2 | わんぱく58.9% / 同配分30.2% |
| 特性 | じきゅうりょく | じきゅうりょく98.3% |
| 持ち物 | たべのこし | たべのこし41.5% |
| 4技 | じしん / ボディプレス / ステルスロック / ほえる | 86.0% / 82.3% / 49.9% / 46.5% |

ステルスロック+ほえるで交代を削る
バンバドロは、じきゅうりょくで防御を上げながらボディプレスの威力も伸ばせます。相手が物理技を繰り返すほど倒しにくくなり、たべのこしによる回復も重なります。地面技が通る相手にはじしん、物理耐久を攻撃へ変える場面ではボディプレスを選びます。
ステルスロックを置いた後のほえるは、相手を強制的に交代させて設置ダメージを重ねる手段です。積み技を使う相手や、バンバドロを起点にしようとする相手にも有効です。しっぽきりで身代わりを受け取った状態なら、最初のステルスロックを置く余裕を作りやすくなります。
1試合目はバンバドロを含む受け展開
| 順番 | ポケモン | 担当 |
|---|---|---|
| 1 | エレザード |
無効化できる技を探し、しっぽきりまたはボルトチェンジで展開します。 |
| 2 | バンバドロ |
物理攻撃を受け、ステルスロックとほえるで削りを進めます。 |
| 3 | バンギラス |
メガ候補。削れた相手へ攻撃を通し、終盤の勝ち筋を担当します。 |

この選出では、バンバドロへ向けられる水技をエレザードが受けられることが大きな補完です。逆にエレザードが苦手な物理攻撃はバンバドロが受けます。エレザードとバンバドロが相手の交代を増やし、バンギラスが攻撃へ移るまでの盤面を整えます。
2・3試合目はメガマフォクシーを通す
| 順番 | ポケモン | 担当 |
|---|---|---|
| 1 | エレザード |
しっぽきりで身代わりを作り、攻撃役の着地を助けます。 |
| 2 | ハッサム |
交代の中継点。ラムのみを持ち、状態異常を受ける場面にも備えます。 |
| 3 | マフォクシー |
メガエース。身代わりが残る着地から攻撃へ移ります。 |

後半の試合では
バンバドロを選ばず、
エレザードのしっぽきりから
マフォクシーを安全に着地させる構成です。
ハッサムは攻撃役というより、エレザードやマフォクシーを一度引かせるための中継点として働きます。低採用率の2匹を同時に選ぶことが目的ではなく、6匹の中から相手に刺さる役割を選ぶ点が再現時の要点です。
採用率100位外でも型は現在の主流と一致
| ポケモン | 順位 | 動画の型と現在値の一致 |
|---|---|---|
エレザード |
113位 | かんそうはだ88.2%。動画と同じHP31・特防3・素早さ32が49.1%で最多。しっぽきり56.2%、ボルトチェンジ40.3%、へびにらみ37.1%です。 |
バンバドロ |
136位 | じきゅうりょく98.3%。動画と同じHP32・防御32・特防2が30.2%で最多。じしん86.0%、ボディプレス82.3%、ステルスロック49.9%、ほえる46.5%です。 |
採用順位は低くても、動画の2匹は特殊な一発芸に寄せた個体ではありません。現在のBattle Dataで最も多い育成配分と一致しており、エレザードは無効化としっぽきり、バンバドロは物理受けと設置・強制交代という長所を素直に伸ばしています。低採用率ポケモンを試すときは、まずこの役割を崩さず、残り4匹で苦手な高速アタッカーや特殊火力への回答を用意すると再現しやすくなります。
得意な場面と注意したい場面
| 場面 | 有利になる理由 | 注意点 |
|---|---|---|
| 水技が予想できる | エレザードのかんそうはだで無効化し、展開へ移れる | 相手が交代を読んで別の技を選ぶ場合は直接受けられない |
| 物理攻撃を繰り返す | バンバドロのじきゅうりょくで防御とボディプレスの圧力が上がる | 特殊技や一撃で大きく削る技には別の受け先が必要 |
| 積み技で突破を狙う | ステルスロック後のほえるで積みを解除しながら削れる | ちょうはつなどで変化技を止められると手順が崩れる |
| 高速高火力の先発 | へびにらみが入れば後続の行動順を変えられる | エレザードが行動前に大きく削られるとしっぽきりを使えない |
構築を再現するときの順序
- まず
エレザードと
バンバドロを動画と同じ性格・育成・持ち物・特性・4技にします。 - 相手の水技・ゴースト技の使用候補を選出画面で確認し、エレザードを安全に出せる場面を決めます。
- 物理中心の相手にはバンバドロ、攻撃を急ぐ相手には
バンギラスまたは
マフォクシーをしっぽきりの受け手にします。 - ステルスロックを置けたら、ほえるや交代圧力で相手の出入りを増やします。
- エレザードのHPを使い切らず、あさのひざしで2回目のしっぽきりを狙えるか判断します。
確認済みと未確認の線引き
6匹と全員の持ち物、エレザードとバンバドロの性格・育成・特性・4技、各試合の選出は動画画面で確認済みです。
ユキメノコ、
バンギラス、
ハッサム、
マフォクシーの技・特性・性格・育成は画面で確認できないため未確認です。対戦中に見えた一部の技だけから残りの型を埋めることもしていません。
採用順位と採用率は2026年8月7日にBattle Data APIで確認した値です。環境更新で変動するため、記事公開時点の比較値として利用してみましょう。ポケモンの種族値や基本情報は、各画像付きリンクから個別ページへ進めます。
まとめ
この構築の強みは、採用率100位外の2匹を無理に同時選出することではなく、
エレザードが無効化から行動権を作り、
バンバドロやメガ候補がその1ターンを勝ち筋へ変える点です。しっぽきり、回復、ステルスロック、ほえるを別々の技として見るのではなく、交代回数を増やして相手を削る一連の仕組みとして扱うと再現しやすくなります。
物理中心の相手にはバンバドロ、攻撃へ早く移りたい相手にはバンギラスやマフォクシーを選びます。固定選出ではなく、相手が押しやすい技と、身代わりを渡したい後続を先に決めることが、この6匹を扱ううえで最も重要です。
出典
- アシクリch「自大会で優勝したエレザード+バンバドロ入りの構築が最高でした!」
- Champions Battle Data API Guide(シングル採用順位・技・持ち物・特性・性格・育成配分、2026年8月7日確認)