攻撃に能力ポイントを振らず、ようき・素早さ32のメガメタグロスに、てっぺきとボディプレスを持たせたシングル構築です。実戦ではガブリアス、アシレーヌ、メタグロスを選出し、メタグロスがボディプレスを使用した試合で勝利しています。
攻撃無振り・最速メガメタグロスをボディプレス役にする
メタグロスの能力ポイントはH20・A0・B6・C0・D8・S32。性格はようきで、攻撃には振らず、素早さを最大まで伸ばしています。技はサイコファング、アイアンヘッド、ボディプレス、てっぺきです。
通常の物理技だけで押す型ではなく、防御を参照するボディプレスを攻撃手段に含めるのが特徴です。てっぺきで防御を上げる選択肢を持ちながら、先に動きやすい配分でサイコファングとアイアンヘッドも選べます。

最速調整は「ようき・素早さ32」。画像の134はメガシンカ前
この型を再現するときは、性格をようき、素早さの能力ポイントを32にします。設定画面に表示されている素早さ134は、通常のメタグロスの値です。メガシンカ後の数値と取り違えず、まず性格と配分を合わせてください。残りはHP20・防御6・特防8に回し、攻撃は0のままにしています。
速さを伸ばす狙いと、攻撃するタイミングは分けて考えます。初戦では相手のマスカーニャがふいうちを使っているため、最速調整でも先制技への備えは必要です。相手の技と残りHPを見て、攻撃するか交代するかを決めます。
ボディプレスを押すために、毎回てっぺきを積む必要はない
てっぺきは防御を上げながらボディプレスを強める技ですが、この試合のメタグロスは、てっぺきを使う前にボディプレスを選んでいます。配信者はカバルドンやドリュウズへの交代を考え、交代先にも攻撃を入れるために選択しました。目の前の相手だけでなく、相手の控えまで見て技を決めるのが実戦での使い方です。
サイコファング・アイアンヘッドは攻撃を使う技、ボディプレスは防御を使う技です。攻撃無振りという特徴は、どの技でも同じ火力が出るという意味ではなく、ボディプレスを別の攻撃手段として持てる点にあります。
6体の設定と役割
| ポケモン | 性格 | 特性/持ち物 | 技 | 能力ポイント | 役割 |
|---|---|---|---|---|---|
サザンドラ |
おくびょう | ふゆう たつじんのおび |
あくのはどう/りゅうせいぐん/かえんほうしゃ/とんぼがえり | H8/A0/B11/C15/D0/S32 | 特殊技3種ととんぼがえりを持つ高速の特殊攻撃・交代役 |
ハッサム |
しんちょう | テクニシャン いのちのたま |
バレットパンチ/むしくい/とんぼがえり/はねやすめ | H30/A4/B12/C0/D20/S0 | 先制技、とんぼがえり、はねやすめを使い分ける物理枠 |
フシギバナ |
ひかえめ | ようりょくそ フシギバナイト |
ヘドロばくだん/ギガドレイン/だいちのちから/やどりぎのタネ | H20/A0/B16/C20/D10/S0 | 回復を伴う攻撃とやどりぎのタネを持つ別メガ候補 |
ガブリアス |
わんぱく | さめはだ オボンのみ |
じしん/ドラゴンテール/がんせきふうじ/ステルスロック | H8/A26/B5/C0/D27/S0 | ステルスロックと素早さ低下、交代技を持つ先発候補 |
アシレーヌ |
ずぶとい | げきりゅう たべのこし |
うたかたのアリア/ムーンフォース/クイックターン/アンコール | H32/A0/B20/C0/D0/S14 | 水・フェアリー技、クイックターン、アンコールを持つ耐久寄りの交代役 |
メタグロス |
ようき | クリアボディ メタグロスナイト |
サイコファング/アイアンヘッド/ボディプレス/てっぺき | H20/A0/B6/C0/D8/S32 | 攻撃無振り・最速配分から、てっぺきとボディプレスを選べるメガ候補 |
サザンドラ

ハッサム

フシギバナ

ガブリアス

アシレーヌ

メタグロス

実戦で使った3体と、選出した理由
相手の6体はカバルドン、ドリュウズ、リザードン、ギャラドス、ガブリアス、マスカーニャ。この並びに対し、配信者は次の役割を考えてガブリアス・アシレーヌ・メタグロスを選びました。
- ガブリアス:リザードンへの対応を考えて採用。先発に置きつつ、メタグロスとリザードンが対面したときの交代先としても使います。
- アシレーヌ:相手のガブリアスへの対応を考えて選出。初戦の最後は、残ったガブリアスへムーンフォースを使う役を担いました。
- メタグロス:マスカーニャへの対応を考えた枠。カバルドン・ドリュウズも控えにいるため、ボディプレスを交代先へ当てる選択肢も見ています。
この3体を固定して選ぶのではなく、「相手のどのポケモンを誰に任せるか」を先に決めると、6体の設定を実際の選出へつなげやすくなります。


初戦の立ち回り:交代と攻撃をどう決めたか
- 初手ガブリアス対マスカーニャでは、メタグロスへ交代。配信者はトリプルアクセルを警戒し、先発のガブリアスをそのまま攻撃させずに引きました。
- メタグロスでは、相手の交代を考えてボディプレス。カバルドンやドリュウズが出てくる可能性を読み、てっぺきで準備するより攻撃を選択。相手はマスカーニャを残してふいうちを使い、この対面後のメタグロスはHP27/175まで削られています。
- リザードンが出たら、ガブリアスへ戻す。削れたメタグロスで居座らず、選出時にリザードンへの対応役として用意したガブリアスにつなぎました。
- 最後はアシレーヌのムーンフォース。ガブリアスが倒れた後、相手に残ったガブリアスに対してアシレーヌを出し、この試合を勝利で終えています。
この試合から学べるのは、メタグロス1体で全部倒そうとせず、最初に決めた役割に沿って交代することです。ボディプレスを使えるメタグロス、リザードンを見るガブリアス、最後のガブリアスを見るアシレーヌという役割が、選出から対戦までつながっています。
耐久だけでなく、交代先にも負担をかける
配信者は構築の調整理由として、守り寄りだった配分から攻撃面にもポイントを回したことを説明しています。ガブリアスは攻撃26、フシギバナは特攻20へ配分。フシギバナはこうごうせいからやどりぎのタネへ変更し、相手のHPを削りながら回復する形にしています。
相手の攻撃を受けるだけで交代を繰り返すと、こちらが先に消耗します。攻撃技ややどりぎのタネで相手のHPも削り、交代のたびに次の攻撃を通しやすくする、という考え方で6体を使います。別のメガ候補であるフシギバナを選ぶときも、相手の並びを見てメタグロスとの役割を比較してください。
本記事は、悶々もやしさんの2026年8月28日配信で紹介された構築と初戦を解説しています。6体の設定は上の画像、選出と立ち回りは次の動画で確認できます。
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